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タバコラム 113. 禁煙の日にひとこと(95)~この本をお薦めします!『本当のたばこの話をしよう、毒なのか薬なのか』


 タバコラム 113. 禁煙の日にひとこと(95)
  ~この本をお薦めします!『本当のたばこの話をしよう、毒なのか薬なのか(片野田耕太著、日本評論社)』~



 このコラムには、割と本の紹介が多いなあと思う方もいらっしゃるかと思いますが、今回も再び、今年の6月に発刊された本について紹介させていただきます。タバコのすべてについて網羅されており、喫煙者も非喫煙者もそしてタバコ問題に関心のある方もない方も一度手に取っていただき、タバコの何が問題なのかについて理解を深めるきっかけとなる良書です。
 

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 その本とは、国立がん研究センターがん統計・総合解析研究部長の片野田耕太先生による、本当のたばこの話をしようというタイトルの本です。

 数多くの参考文献や資料を巻末に掲げつつ、1部 たばこを吸う人の話(「喫煙者自身が被るタバコの害」)から話が始まり、2部 たばこを吸わない人の話(「受動喫煙の害」)と続き、3部 社会全体の話(「社会問題としてのタバコ対策の難しさ」)で締めくくられています。

最後の第3部は「タバコ対策の難しさ」と私は解釈しましたが、著者は一貫して、事実に基づく、客観的、科学的な主張を貫いていることがよくわかり、私は著者を全面的に支持しています。

詳細は実際に読んでいただければいいのですが、この本の中で1つだけ、私自身も意見を述べておきたいことがあります。

それは、新型タバコが「ハームリダクション」には当たらないという点です。

「ハームリダクション」とは麻薬患者に無料で使い捨ての注射器を提供することで、注射器の使い回しによる感染症が広がるリスクを少しでも減らすといったようなことを含め、有害性があることは認識しながらも、ほかの害を減らす行為を意味すると私は理解しています。

これをタバコに当てはめると、燃焼式と比べ、電子タバコや加熱式タバコといった、非燃焼式の新型タバコはCOの発生は皆無で、周囲への受動喫煙被害も減り、その他のタールなどの有害物質も少ないという意味で、どうしてもタバコをやめることができない重喫煙者に対するやむを得ない対策として、これも「ハームリダクション」という考え方があります。  

ところが、新型タバコ特有の有害物質が指摘されたり、新型タバコが決して禁煙を導くいい方法ではないことが次第にわかってきています。著者も述べているように、一部の有害物質が減ることが必ずしも健康被害の軽減にはつながるわけではないので、新型タバコはこれまでのタバコ同様規制対象とすべきであるということを今一度付け加えておきたいと思います。


        禁煙促進チーム 立山義朗

by hiro-nishi-mc | 2019-08-23 11:04 | タバコラム
   
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