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タバコラム101.禁煙の日にひとこと(83)~映画のタバコシーンについて再び!~



 

 タバコラム101.禁煙の日にひとこと(83)
     ~映画のタバコシーンについて再び!~


 今夏第100回記念大会となった高校野球も昨日の熱戦で終わりましたが、このタバコラムも今回で101となりました。
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 さて、もう2ヶ月くらい前になりますが、映画「孤狼の血」を見に行きました。

 広島県呉市のあちこちでロケが行われたということと真木よう子が出ているというので個人的に興味がありました。

 約30年前の呉市(映画の中では呉原市)を舞台に暴力団の間の抗争、警察と暴力 団の間の癒着、広島大学卒の若い巡査(松坂桃李)への指導など破天荒なふりをしつつ、正義感と人情味あふれる主人公の孤独な巡査部長を役所広司が迫力ある呉弁を駆使して演じ、とてもすばらしい映画に仕上がっていると思いました。

 暴力や殺しが頻繁に出てくるやくざ映画にタバコシーンは何の違和感もわかないでしょう、という世間の反応はまあ普通でしょう。
 時代背景も30年前頃というと全国の男性喫煙率も60%を超えていてタバコについてあまりとやかく言われていませんでした。

 以前このタバコラム392013.8.26)上で、「映画『風立ちぬ』とタバコ」と題する拙文を日本禁煙学会の見解を紹介しつつ書きました。この中で執拗にタバコシーンが描かれていることを指摘しました。
 やくざを描いた映画なので当然なのかもしれませんが、今回の映画「孤狼の血」も「風立ちぬ」に勝るとも劣らないほどタバコシーンがふんだんに盛り込まれています。高級ライターも重要な小道具として描かれていました。


 すでに述べたようにかつて社会全体も喫煙が普通であった時代がありました。しかしタバコの害が科学的に証明された今日、あえてタバコシーンを出さなくても、役所広司の演技力とこのストーリー展開であれば、全くこの映画の魅力を損なうことなどなく、もっとすばらしい映画となったのではないでしょうか。
 実際、暴力や謀略や殺人が頻繁に出てくる、「ブラインドスポット」や「サバイバー 宿命の大統領」といった、タバコシーンが全くない海外ドラマもあり、例えやくざ映画であったとしてもタバコシーンのない作品を作ろうと思えば作ることができると思います。

 タバコは映画の小道具というかつての思い込みを捨て、俳優さん、映画作製スタッフさんに、長く健康で活躍し、魅力的な映画で私たちを楽しませてくれたらいいなあと願っています。

          (禁煙促進チーム:立山 義朗)







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by hiro-nishi-mc | 2018-08-22 14:54 | タバコラム
   
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