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タバコラム30.禁煙の日にひとこと(12)~第66回国立病院総合医学会 市民公開講座から~

 タバコラム30.禁煙の日にひとこと(12)
   ~第66回国立病院総合医学会 市民公開講座から~



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 つい先日、神戸市で第66回国立病院総合医学会が開催され、2日目最終日の午後に市民公開講座がありました。テーマはタバコ*『タバコの煙のない社会を目指して ~大切な人がタバコで命を落とさないために~』です。

 基調講演は、禁煙関係の会では常連で講師をつとめられている中村正和先生で、タバコの害、特に受動喫煙の害についてわかりやすく説明されました。

d0128520_1374720.jpg そして今回特に印象に残ったのは、かつて喫煙者で今は禁煙を続けられている、ゲストの石田純一さんのコメントです。タバコをやめてよかったことを3つ話されましたのでぜひここにも紹介しておきたいと思います。

 1つ目は、スタミナが戻ったこと。石田さんは走ることが好きなマラソンランナー。走るとすぐにばてるようになったのは年のせいかと思っていたら、タバコが原因だったそうです。タバコをやめると体力がつき、ばてなくなり、若いころと同じくらいにスタミナが戻ったと実感したと言われていました。

 2つ目は、滑舌が良くなったこと。タバコを吸っていたころは芝居のスピードが遅く、滑舌が悪かったそうです。今はご覧のとおり。

 3つ目は、肌がきれいになったこと。石田さんは3才年上の中村雅俊さん(もちろんタバコは吸われません)を尊敬されているそうです。なぜかというとお肌がいつもピカピカできれいだからと言われました。タバコをやめてからは自分もお肌がきれいになったそうです。確かに今回実物をじかに拝見して、とても還暦前とは思えないほどきれいなお顔をされていると思いました。

そしてこれまで、撮影の合間など監督(ディレクター)からタバコを吸っているシーンを撮るぞと言われることもあり、何度も禁煙に失敗したが、やっと禁煙でき、禁煙維持に成功している秘策を見つけたと言われました。それは何かと言いますと、

 『タバコはもうこの世にない!この世から消えてなくなった!だから吸いたいと思っても吸えるわけがない!』と思うこと、だそうです。

 これはある種の自己暗示法のようなものでしょうが、なるほど、禁煙を維持するにはとてもいい考え方だと私も感銘を受けました。

 それから、喫煙者は朝の一服がとてもうまいと言いますが、タバコを吸わなくても、朝起きて、窓を開け、きれいな空気を胸いっぱい吸っても同じように、タバコ以上に、さわやかですがすがしく思えるようになったそうです。

 石田さん以外のゲストの方も、食事がおいしくなったりとか、真黒い痰が出なくなったとか、タバコを吸う場所を探す必要がなくなったなど禁煙のメリットについて話されました。

 最後に禁煙の成功の秘訣として、『自分が禁煙する理由を明確にすることです!』と中村先生が言われました。禁煙を始めたばかりの時は心が揺れますし、1本吸ったばっかりに喫煙者に戻ってしまったということもよくありますので、吸いたくなったらいつも意識して禁煙する明確な理由を思い出すようにすること!、これはタバコに向かう気持ちをブロックするとても有効な方法だと思います。

 さあ、タバコをやめたいあなたの禁煙を思い立った理由は何ですか?はっきり言葉に出して言えますか?

*プログラムにはタバコをたばことひらがなで表記されていますが、タバコは外来語であり、かつ病気のリスクや火災の原因といった危険性のある製品であるという意味でもカタカナ表記が正しいと思いますので、ここではあえてタバコとさせていただきます。なお、タバコをカタカナで表記することに関する明解な論評が下記サイトにありますのでご参考まで。

 http://kenko100.jp/news/2012/09/26/02

           (禁煙促進チーム 立山義朗)
by hiro-nishi-mc | 2012-11-23 01:38 | タバコラム
   
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