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タバコラム33.禁煙の日にひとこと(15)~受動喫煙防止にPM2.5の法的規制の適用を!~

 タバコラム33.禁煙の日にひとこと(15)
   ~受動喫煙防止にPM2.5の法的規制の適用を!~



d0128520_0122649.jpg 中国の大気汚染のひどい状況が報道されるのに合わせてPM2.5という聞きなれない言葉を最近よく耳にするようになりました。


 PM2.5って何?、午後2時半のこと?と思ったりする人も多いかと思います。PM2.5とは、2.5μm以下の微小な浮遊粉塵(Suspended Particulate Matter:10μm以下)のことです。

d0128520_013592.png PM2.5濃度が高い環境下では死亡率増加が明らかであることが証明されています。微小粉塵であるために、肺の一番奥の肺胞というところまで届き、炎症を介して臓器障害を引き起こすことがわかっています。しかも全身の炎症反応が高まることにより肺の障害のみならず、動脈硬化や血栓形成の促進なども加わり、心臓や脳の血管障害までも引き起こす と考えられています。

 日本禁煙学会の資料(下記)の中でもわかりやすく説明されていますのでぜひお読みください。

 PM2.5の米国環境保護局EPA基準上限が15μg/m3となっており、40μg/m3までが許容範囲内であると考えられていますが、驚くべきことに喫煙家庭では平均50μg/m3前後、不完全分煙の居酒屋禁煙席で336μg/m3、タクシー喫煙者1人車内にいると1,000μg/m3以上などというデータがあり、受動喫煙による過剰死亡(特に心や脳の血管系疾患による)の主たる原因としてPM2.5濃度の高い環境が指摘されています。

 私たちの大切な命を守るためには、PM2.5濃度が高い環境であることが明らかとなった受動喫煙に対して一刻も早い規制措置をすること、すなわち、法的規制を伴った例外なき屋内完全禁煙の実施が急がれます。もちろん、タバコにはPM2.5以外にも有害化学物質がたくさん含まれていることも見逃せません。

 http://www.nosmoke55.jp/data/1012secondhand_factsheet.pdf

           (禁煙促進チーム 立山義朗)
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by hiro-nishi-mc | 2013-02-22 00:14 | タバコラム
   
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