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タバコラム32.禁煙の日にひとこと(14)~本当にこれで大丈夫!?~

タバコラム32.禁煙の日にひとこと(14)
~本当にこれで大丈夫!?~



 昨年12月25日号の県医師会禁煙コーナーに『タバコの矛盾あれこれ』と題して拙文を掲載していただきました。

d0128520_18224877.jpg タバコについての矛盾点や誤解について8項目ほどあげてみました。

 ここでは『本当にこれで大丈夫!?』と題して4項目追加して取りあげてみたいと思います。


1)本数を減らしたから大丈夫!?

 適度な飲酒は全く飲まない人よりも長生きすると言われています。タバコも適度な飲酒と同様に、本数を減らせば体にいいのでしょうか?有害化学物質の体内摂取量に許容値はありません。もう一つ重要な点は、喫煙はニコチン依存症という病気ですから、きっぱりと断ち切って依存症自体を治療しない限り、本数を減らしても苦しむだけでまたすぐにもとの本数にもどることが多く根本的な解決にはなりません。


2)低タール・低ニコチンだから大丈夫!?

 1)と同様、人間ですから吸い方や本数でニコチン摂取量をうまく保とうとするので、以前より本数が増えたり、より深く吸い込んだりするだけです。低タール・低ニコチンのタバコを吸えば、タールやニコチン摂取量はむしろ増えることになりかねません。


3)屋外ならば大丈夫!?

 誰も住んでいない山奥のような場所なら喫煙も可能かもしれませんが、誰もが利用する天下の公道での喫煙はどうしても受動喫煙被害が避けられません。歩行喫煙者のタバコ煙は無風で周囲7mに拡散することは良く知られています。一刻も早い罰則付き条例(受動喫煙防止条例)の制定が必要です。


4)禁煙車両なら大丈夫!?

 乗車前にまとめ吸いをした乗客が近くに座ってきた場合、呼出煙および頭髪や衣服についたタバコ煙から、広い意味での受動喫煙被害を受けることがあります。サードハンドスモークとも言います。有害化学物質が微量とは言え、決して見逃せない問題ではないでしょうか?まとめ吸いをした喫煙者本人の心臓死の危険も大きく大丈夫ではないことも知っておくべきでしょう。

 http://www.hiroshima.med.or.jp/kenmin/kinen/009688.html

           (禁煙促進チーム 立山義朗)
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by hiro-nishi-mc | 2013-01-23 18:24 | タバコラム
   
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