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7.タバコと病気(3)COPD

7.タバコと病気(3)COPD

 COPDとは慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease)の英語の頭文字をとったものです。長期間有害粒子やガスを吸入し続け、肺や気道に炎症*が持続して気道が狭くなって起こる病気のことを言います。肺胞が破壊されて息切れが起こる肺気腫や、咳や痰が多くなる慢性気管支炎が含まれます。d0128520_856509.jpg

 COPDの90%以上はタバコが原因で、喫煙者の約20%がCOPDに罹患すると言われています。従って、タバコを吸わなければCOPDにはまずなりません。まさしく肺の生活習慣病です。

 深く息を吸い込み、力一杯吐いたときに吐きにくくなることをスパイロメーターで診断します。1秒間に息を吐いた量を1秒量と言いますが、COPDになると1秒量が低下します。1秒量は誰でも加齢とともに徐々に低下していくので、1秒量と年齢との相関式から肺年齢という概念が知られています。

 COPDになると肺は実際よりも早く年をとるというわけです。ゆっくり年をとって残りの人生楽しみませんか。わざわざ死に急ぐことはないですよ。

                     (TCT 立山義朗)

*炎症(えんしょう)とは有害な異物に対する生体の反応ですが、正常構造も同時に破壊されるので障害が起こります。
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by hiro-nishi-mc | 2009-02-12 08:58 | タバコラム
   
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