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> タバコラム36. 禁煙の日にひとこと(18) ~ピロリ除菌中の喫煙は除菌効果に影響があるか?~
 タバコラム36. 禁煙の日にひとこと(18)
  ~ヘリコバクター・ピロリ除菌中の喫煙は除菌効果に影響があるか?~



 今回は日頃から当院と密に連携をとっている大竹市医師会の中で、禁煙外来を保険診療でされている坪井クリニックの坪井和彦副院長からの『禁煙の日のひとこと』です。
  (禁煙促進チーム 立山義朗)


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d0128520_2242203.jpg まず、ヘリコバクター・ピロリ菌 (以下、ピロリ菌) は、人間の胃に生息する「らせん型の細菌」です。

 そしてそのピロリ菌が引き起こす病気にはいくつかありますが、特に胃がんが問題です。
 胃がんの方のピロリ菌保有率は高い為、最近ではピロリ除菌治療を受けられる方が多くおられます。

 そこで、タイトルにあるテーマについてお話します。

 実際のところ喫煙が除菌の成功率を下げるというデータは日本や海外からも報告があります。

 さらに喫煙者は非喫煙者よりも約2倍除菌失敗率が高いことが明らかになっています。

 ペンシルベニアのHahnemann大学での論文Gastroenterologyにおいて、喫煙により胃や十二指腸潰瘍ができる原因は、喫煙が胃酸分泌を亢進させる 実験結果だったと示しました。

 以上より、除菌治療中は、積極的に禁煙をしましょう!

 せっかく除菌するのだから少しでも成功する可能性を高くするためにも禁煙してください。

 またピロリ菌+喫煙で発癌率が高くなるというデータもありますので、これを機会に禁煙することをおすすめします。

 (大竹市医師会 坪井クリニック副院長 坪井和彦)
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by hiro-nishi-mc | 2013-06-04 22:41 | タバコラム
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